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2013年2月 3日 (日)

Romantique

iTunesに収録した中森明菜の曲で、プレイリストを作ってみた。
『true album akina 95 best』にならって、ロマンティックな楽曲ばかり集めてみたのだが、如何なものだろうか。
1曲目『ガラスの心
1988年の『WONDER』からこの曲を。オリジナルの『不思議』のヴァージョンも捨てがたいのだけれど、ヴォーカルが聞こえる方がやはり良いだろうということで。
明菜の情感を抑え気味の歌唱がすばらしい。
2曲目『今夜、流れ星
1998年の『SPOON』から大好きな曲。
可憐という言葉がぴったりなこの曲だけど、現実とファンタジーが混在したような歌詞が素敵だ。
アコースティックなアレンジも際立っている。
3曲目『LIER
1989年の『CRUISE』から、まずこのヒット曲。
楽曲、アレンジ、歌唱のバランスがこれほど完璧な曲は明菜の楽曲の中でも希有だろう。
アルバムの流れで聴いているとドラマティック度が増すのだけれど、単独に聴いてみると意外にしっかり歌われていることに気がつく。
『true album akina 95 best』で再録されているが、この曲はオリジナルがいちばんだと思う。
4曲目『魔法の鏡
1994年のカバーアルバム『歌姫』から荒井由実のこの曲。
中森明菜と井上陽水の楽曲は相性が良いといわれているが、ユーミンの楽曲とも抜群じゃないだろうか。
少なくとも、この曲での歌唱はまさに魔法がかけられたかのように心に響く。
5曲目『こんなにも・・・
1999年の『will』はいろいろな経緯もあり評価も低いアルバムのようだが、アルバムとしてのコンセプトはともかく、凡曲ばかりではない。
この曲はパーフェクトな完成度とは思わないが、ときどきハッとさせられる瞬間がある佳曲じゃないだろうか。
6曲目『嘘つき
2006年の『DESTINATION』からは文句なしにこの曲。
アルバムの項でも書いたとおり、明菜のささやくような歌唱の頂点が聴かれる。
ほんの少しの風でも飛んで行ってしまいそうな羽毛を思わせる歌。
7曲目『雨の日は人魚
『SPOON』からもう1曲はリリカルなマンドリンの音色が印象的なこの曲。
曲としてはやや単調なきらいがあるけれど、サビでの切ない歌唱が良い。
8曲目『陽炎
1993年の『UNBALANCE+BALANCE』から本人作詞のこの曲。
鳥山雄司の乾いたアレンジをバックに切々と歌われ砂漠の中のオアシスを思わせる。
このアルバムは同じメロディの『永遠の扉』ではじまりこの曲で終わるから完結性を持っているのだが、再発版ではシングルなどの6曲が追加されて明菜プロデュースのコンセプトがうやむやになってしまった。
9曲目『ベルベット・イースター
2009年の『フォーク・ソング2 〜歌姫哀翔歌』からユーミンの楽曲。
『魔法の鏡』もそうだったけど、暗めの印象が強いカバーアルバムの中で、ユーミンの曲が聞こえるとほっとさせられる。
ファンタスティックな歌唱とオリジナルにほぼ忠実なアレンジが素敵な小曲。
10曲目『予感
1985年の『BITTER AND SWEET』収録の飛鳥涼作品であるが、ここでは1995年に再録された『true album akina 95 best』のヴァージョンを選びたい。
オリジナルよりもしっかりとした歌唱にストリングスのアレンジが秀逸。
最後の「答えをください もう疲れたの」は10年間の色々な出来事を思い起こさせて感慨深い。
11曲目『雨が降ってた…
『CRUISE』収録のラストの曲をここでも最後に置いてみた。
『難破船』同様に若草恵のアレンジがドラマティックで素晴らしい。
祈りにも似た明菜の歌唱も静かな炎のようなこの曲を100%生かしている。
初期の楽曲でもロマンティックで素敵なものが多数あるのは承知の上での選曲。
ファンそれぞれに意見はあるだろうが、今の私は上記11曲通して聴いているとなかなかに心地良い。

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