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2007年3月29日 (木)

乾いた風景

People Are Strange
(Densmore-Krieger-Manzarek-Morrison)

People are strange, when you're a stranger
Faces look ugly when you're alone
Women seem wicked, when you're unwanted
Streets are uneven, when you're down

When you're strange- faces come out of the rain (rain, rain)
When you're strange- no one remembers your name
When you're strange, when you're strange, when you're str-ange

- Repeat entire song -

これは1967年10月に発売されたTHE DOORSの2枚目のアルバム『STRANGE DAYS』に収録された「People Are Strange」という曲である。
どこかメランコリックなメロディにのせてJim Morrisonの魅力的な低い声で歌われる大変短い曲である。
この曲を聴きながらアルバムのジャケットを見ていると自分が不思議な街角に迷い込んだような気分にさせられる。
曲が短いだけに、それは一瞬の白昼夢のようだ。

空飛ぶくじら

(詞:江戸門弾鉄、曲:多羅尾伴内)

街角にぼくはひとり ぽつんと佇み
ビルとビルの隙間の 空を見てたら

空飛ぶくじらが ぼくを見ながら
灰色の街の空を 横切っていくんです

くじら くじらろれるれら

そこでぼくはふと きみのことを思い出して
急ぎ足の通りを 渡るところ

ー くりかえし ー

1972年6月にベルウッドから発売された大滝詠一のシングル「空飛ぶくじら」である。
ソングライター名はそれぞれ松本隆・大滝詠一の変名であることは言うまでもない。
哀愁を帯びた曲調は「People Are Strange」を彷彿とさせる。
松本隆の詞もシュールな心象風景を簡潔に表現してすばらしい。
そういえばはっぴいえんどのデビューアルバム(通称:ゆでめん)の歌詞カードには彼らが影響を受けたアーティストとしてTHE DOORSの名前があったことを思い出す。
この曲はアルバム『大滝詠一』には収録されなかったが、1974年に発売された『シングルスはっぴいえんど』に収められた。

早朝のひっそりとした街並みのなかで、なんとなくこの2曲を思い出していたんだ。

Strangedays

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