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2007年2月27日 (火)

Salyu Tour Tokyo

昨年ネットで予約して購入したシングル「プラットホーム」に挟まっていたのは、翌年2月から始まるホールツアーの先行予約(抽選)の案内であった。
当たればいいなと思って応募したところ、渋谷C.C.レモンホールの最前列のチケットを手にすることができた。
たまたまブログでもSalyuについてちょこっと書いたところだったし、何か運命的なものを感じてしまったのであった。

『Salyu Tour 2007 TERMINAL』と題された今回のツアーは2月2日の札幌を皮切りに、仙台、福岡、愛知、大阪とまわり東京公演が最終になるものであった。
6時半開場は仕事を早退せざるを得ないが、仕方がないのでさっさと切り上げて原宿から会場に向かった。
渋谷公会堂がC.C.レモンホールに改名してから初めてのコンサートであったが、外装も内装も随分明るくなったように感じた。
席について驚いたのは、以前よりステージまでの距離が短くなったこと。
これはちょっと緊張するよ。

7時の開演から少し押してコンサートは始まった。
1曲目は『be there』、力の入らないしなやかな歌だ。
ツアーのタイトル通り、先月発売されたアルバム『TERMINAL』の曲を中心に前作『landmark』からとシングルからの曲を交えてのコンサート。
2曲目に『彗星』を歌ったときに思いがけずダイレクトに心に届く瞬間があって、ハッとさせられた。
ステージ上でSalyuはとにかく良く動くこと、踊ること。
MCは極力少なく、どんどん楽曲をこなしていくので見ているこちらが心配になる。
『Tower』では皆さんも歌ってくださいなと言っていたけど、Salyuと一緒に歌うなんて無理だな。
あと意外だったのは『体温』で、『TERMINAL』がヒットメドレー的な楽曲中心なためにメリハリをつけたのであろう。

最前列とはいえ、どちらかと言えば右端に近い位置なので、決して音響的にはベストとは言えない。
しかし、至近距離で見るSalyuの歌唱はほんとうに力強くて、例えは変だけどオリンピックの女子ソフトボールの試合を見ているような感じであった。
とにかく見ていて気持ちがよいし、どんな曲を歌っていても笑顔を絶やさないのが素晴らしい。
1曲目からスタンディングで見ているので結構きつかったけど、ステージ上のSalyuはずっと歌い通し、動き通しであることを思うと頑張らねばという気にもなる。

中盤のラストは『I BELIEVE』で、これはSalyu自身が作詞した唯一の曲である。
この曲の後半シャウトになるあたりからのドラムス(あらきゆうこさん)がすごく良かった。
ここから後半の楽曲は『トビラ』や『風に乗る船』などのテンポの良い曲で、Salyuも気持ちよさそうに歌っていた。
可愛らしい曲『Apple Pie』でとりあえずエンディング。大拍手。アンコール。
ステージ上にはウッドベースやコンガなどが設置されて、メンバーが登場。
何をやるのかなと見ていたら、アコースティックで『行きたいところ』を歌い出した。
実はこの曲、最近とても気に入っている。
Salyuの歌も自然な感じだし、何よりも伸びやかでリラックスできる。
歌が上手いんだっていう強調した部分はないけど、こういう曲を上手い人が歌うとほんとうに気持ちよく聞ける。
ついでに書けば、『双曲線』という『name』のシングルに入っている曲もステキだ。

既に終わったツアーを見た人が、Salyuの歌声に感動して涙が出たとかやたらに書いていたものだから、ほんとかなと思いつつコンサートを見てきた。
まあ、途中何度かオオッと思いはしたが、泣くほどじゃないと思った。
そして、アンコールの次の曲は『VALON-1』だった。
今までの歌い方とはがらりと変わって、ひたすらに透明な高音がSalyuの口から発せられたら、やばい、涙腺がゆるんできた。
最後に『to U』だ。
アルバムバージョンではなく、Bank Bandのバージョンに近いアレンジで、力強く歌われたメッセージは私ばかりでなく会場を埋めた全ての人の心を直撃したに違いない。

Salyuがラブソングを歌えば聞いているみんながハッピーな気分になれる。
この女の子の歌声は魔法だ。
同じようにSalyuがメッセージソングを歌えば、多くの人の心に届くだろう。
この小さな身体から発せられる魔法は強力だから、前にも書いたけど、世の中を少し動かす力があると本当に思った。

Gs

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