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2006年12月 5日 (火)

衝撃的な青(ある女性歌手の訃報)

今朝、ラジオでMariska Veresが12月2日に亡くなったことを知った。
59歳で死因はガンであった。

前にも書いたことがあるが、クラシック一辺倒だった私が小学校5年生の時に、しょっちゅう通っていたレコード店の店頭で偶然みかけたドーナツ盤のジャケットに彼女はいた。
モーツァルトのピアノ協奏曲の廉価盤でも買おうと思っていたのだが、結局買って帰ったのはそのドーナツ盤であった。
部屋に帰るなり、早速かけてみた「No, no , no」というフレーズが印象的な哀愁を帯びたこの曲がすっかり気に入った。
これが初めて買った洋楽のレコード『悲しき鉄道員』であった。

その後、『ヴィーナス』、『ショッキング・ユー』などを買って聞いているうちにFMラジオで洋楽番組を耳にする機会も増えていき、それまでの無知を取り返すべく色々なグループの音楽を聴き漁った。
次の夏に大阪に行ったときにはすっかり洋楽に染まった私を見て、ストーンズ好きの従兄弟が驚いていたものであった。
その後、イギリスやアメリカのグループの音楽を聴く割合が増えていくにつれて、このオランダのグループは次第に忘れられていくことになった。

しかし、例えばブロンディのような女性ヴォーカルのグループが登場するとどうしても気になってしまうのは、洋楽に目を向けるきっかけとなったMariska Veresの面影を追っていたからかもしれない。
もっともDeborah HarryにはMariska Veresのような知的で神秘的な要素は皆無だったけど。
(ちなみに今調べたらMariska Veresのほうが1歳下だったので驚いた)

長い黒髪とエキゾチックで知的な眼差し、グラマラスな肢体を持ちながらその歌声はややハスキーで魅力的だったMariska Veresに小学生の私は大人の女の人の魅力を感じていたのかもしれない。
近年はすっかり太ってしまい、昔の面影はどこにも残っていなかったみたいだけれど、私の記憶の中のMariska Veresはいつまでも変わらない。
生きている間には色々な出会いがあり、それはその都度「初恋」みたいなものだと思っているが、私と洋楽が出会ったのもMariska Veresという魅力的なシンガーに恋してしまったからであろう。

月曜日の早朝に偶然聞いた訃報で30数年前の様々な出来事を思い出してしまった。
まさにショッキングでブルーな朝であった。

Shb

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