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2005年10月26日 (水)

ツキと腕

moonarm麻雀は腕が3、ツキが7のゲームといわれている。
プロの雀士といえども、いきなり「天和」を上がられたり、「リーチ一発ツモドラ8」などをやられるとお手上げである。
半荘を何度かこなしているうちにいつの間にかプラスになっているというのがプロであって、短期の勝負では実力を発揮する間もなく終わってしまっても不思議はない。

4人で卓を囲んでいると誰かに必ずツキが巡ってくる。
それをいかに保持できるか、また他のものはどうやってそのツキを移動させるかに秘術を尽くすのである。
ツイているときは場の流れに逆らわずに打っていれば、まず失敗はない。
ヘタに役作りをして欲張ってみたり、リーチのタイミングを遅くしたりすると、とたんにツキは離れてしまうのである。
麻雀のセオリーもツキの前では無力なものになりがちである。

ではツイている相手からツキを奪うためにはどうすればよいか。
相手の自模の流れを変えるために無意味なチーやポンをすることはまず無意味である。
初心者相手であればともかく、同レベルのメンバーであれば、自分の牌の流れがいかに悪いときでも強引な手段にでることが決して良い結果をもたらすものではないことは自明である。
流れというものは極めてデリケートなものであるから。
例えばツイているやつの手を読んで、できるだけそいつの捨て牌で当たるように自分の手を組み立てる。
一役落としてジャブ気味に早上がりを心がける。
徹底して振り込まないようにすることも重要であるが、守りながらカウンターを狙えるような手作りをすることが必要である。
徐々にタンピンで上がれるようになってくればツキは動きやすい状態になったといえる。
このチャンスをものにすれば自分にツキを引き寄せられるのである。

「ツキ」をコントロールできるのが「腕」である。
なにも高い役を作ったり捨て牌に迷彩を凝らすことが上手な雀士ではない。
攻め時は半荘を何度かこなす間に必ず巡ってくるから、それ以外のゲーム運びに細心の注意を払うことこそが重要なのである。
マイペースを保つことは必要なのだがそれは現場から距離を置くことではない。
あくまでも「ゲームの場」に自身を置いた上での話である。

日本シリーズの話を書こうと思っていたら、また麻雀の話になってしまった。
気がつけば"On The Road Again"も今日で百回目になってしまった。
でもまだまだ続くのであった(多分)。

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