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小さい頃のヒーローたち

fred3歳か4歳くらいの頃の記憶はさすがに曖昧なものだけれど、当時の写真を見るとビニールの馬のおもちゃにまたがって頭にタオルを巻き、大きなサングラスをかけて笑っている自分がいる。
これは「快傑ハリマオ」の格好らしいが、ドラマの内容などは全く覚えていない。
(三橋三智也の歌う主題歌は有名なので覚えているが)

同じ頃の別の写真では、当時の父親の同僚らしいワイシャツ姿の大人に噛みついている。
しゃがんだ状態で右の肩を噛まれている人はたいへん痛そうである。
当時のプロレスの悪役、銀髪鬼「フレッド・ブラッシー」の真似をしているのだ。
こちらは結構鮮明に覚えていて、力道山VSブラッシーの試合で後半まで優勢に試合を進めていたブラッシーが最後に血だらけになった力道山の空手チョップの嵐を受けてマットに沈んでしまうのがすごく残念だった。
噛みつきという卑怯な反則技は幼心をドキドキさせたのである。
しかも4歳当時の私の歯はチョコレートの食べ過ぎでボロボロになっていたから、噛まれた相手はさぞや痛かったろうに。
まわりに同年代の子供がいなかったのでいつも遊び相手は大人ばかりだったから、好き勝手にやらせてくれたっけ。

小学校にはいってからのヒーローといえばまず「大橋巨泉」。
子供心に何でも出来る人という印象をうけた。
釣り・ゴルフ・ボーリング・音楽etc.
言うことも大きいけど、ちゃんとやっちゃうところがすごいなーって思った。
あと金曜日の11PMに出ていた釣りの「服部名人」。
世界を股にかけるロケと、いつ見ても真っ黒に日焼けした顔。
トローリングでハンマーシャークと一騎打ちしたときなんて、もう格好良くて参りました。

当時のN響の常任指揮者だった「岩城宏之」も小学校当時のヒーローの一人だった。
曲がクライマックスにかかるときの鬼のような表情とダイナミックな両手の動きは見ているこっちの手にも思わず汗がにじむほどで、まさにテレビで見る指揮者だなって思った。
曲が終わったときにはまさに試合が終わったあとのボクサーみたいで.....
カラヤンの指揮なんか妙に洗練されていて、あのヤロー気取りやがってなんて思っていた。

やがて小学校も高学年になると音楽では「岡林信康」、文学では「三島由紀夫」がヒーローになっていくのだけど、きょうはこのくらいで.....


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Posted by: スーパーコピーウブロ時計 | March 04, 2020 09:09 PM

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